目次
1、はじめに
FacebookやInstagramを閲覧しているときに、縦型動画を見る機会が増えたと思います。
2020年にMeta社が実施した調査によると、静止画のみで広告を配信した時と、動画のみ・静止画と動画を合わせた広告の方がコンバージョンに繋がる効果が70%高くなるという調査結果が出ています。
【出典:エキスパートのアドバイスを基に成果を高めましょう】
「縦型動画を作って広告を配信してみたいけれど、どのように作ったらいいかわからない・・・。」というご相談をよくいただきます。
このブログでは、効果の高い動画クリエイティブを作るポイントの紹介と、制作にあたってのNGポイントをご紹介します。
より効果的な広告配信に役立てて下さい!
2、縦型動画とは
スマートフォンの向きを変えずに、縦にしたままで再生できる動画のことを指します。
動画の長さは、5~15秒が推奨とされており、
画像サイズは、正方形(1:1)と縦長(9:16)が一般的とされています。
よく見られているYouTubeは横長(16:9)です。
3、縦型動画を活用するメリット
縦型動画を活用することで、広告主はこれにまでない方法でオーディエンスと繋がることができるようになり短尺動画を使用することによって、
広告キャンペーンでは顧客獲得単価(CPA)が低くなる傾向があります。
ユーザーの多くは、モバイルデバイスでFacebookやInstagramを閲覧していて、モバイル環境に合わせて、フィード・ストーリーズ・リールの動画をデザインすることが重要です。
リールのCPAは平均48%低くなったという、Meta社の調査結果がでています。
4、効果の高い動画クリエイティブ制作の4つのポイント
クリエイティブを作成するにあたって、大切な4つのポイントを解説します。
その1:目をひくようなテキストに設定する。
広告を見た時に、ユーザーの目を引くようなテキストを作成する必要があります。
テキストを背景のコントラストをつけることで、流れの早い広告配信面でも、一瞬でテキストを読み取れるようにします。
ユーザーが興味を持ちそうな、その先が気になる!と思わせるようなテキストを考えることが大切です。
テキストを太字にしたり、下線をつけたり動きのあるアニメーションをつけたりする工夫をすることもポイントです。
その2:伝えたい情報は何か、認識してほしい情報のみ動かす
動画を制作するときにおいて考えることは、「何をユーザーに伝えたいか」を明確にします。
いろいろな箇所を動かすのではなく、認識してもらいたい情報のみ動かすことでユーザーの目線を確実に誘導できるようになります。
こちらのクリエイティブだと、伝えたい部分としては「90%以上の高採択率」です。この部分にアニメーションを設定し動きを出すことによって、伝わりやすくなります。
その3:トーンやマナーに合わせた、アニメーションや動きを使う
トーンやマナーという、制作のデザインにおいてコンセプトや雰囲気に一貫性も持たせること、商材のもつ世界観や企業のブランドイメージで、ユーザーに与える印象を統一させる事がポイントです。
それぞれのアニメーションの動きの性質や、ユーザーが受ける印象を踏まえて、適切なアニメーションを選択します。
その4:広告表示の瞬間にアピールする
その4:広告表示の瞬間にアピールする
ユーザーが広告を見た瞬間にその広告が何を示しているのかが瞬間的に伝わることが重要です。
商品やサービスの一番アピールしたいポイントを動画の冒頭に入れるようにします。
「プレゼント」や「初回限定送料無料」や「期間限定の特別価格」「キャンペーン開催中」等広告を見たことにより、ユーザーが得られるメリットもファーストビューで伝えることも大切です。
5、クリエイティブ制作NGポイント
①最初に広告が流れていないタイミングがある
演出の設定などにより、動画の一番最初が真っ白や真っ黒の画面にすると、ユーザーが興味を持てる情報を瞬間的に表示させることができず、続きを待たずに即座に視聴離脱されてしまう可能性が高まります。
媒体によっては最初の0秒が自動的にサムネイルになるため、
タイムラインに、真っ白や真っ黒の静止画のみが表示されることになるので注意が必要です。
②訴求テキストが目立たない
訴求テキストが背景の画像や色に埋もれてしまうと、視認性が悪いため、何の広告か瞬間的に分かりにくいクリエイティブになります。特にSNS広告の場合は、とても流れが速く、情報量が多い中、一瞬でユーザーに判断してもらい、指を止めてもらう必要があります。
背景の画像や帯に文字が埋もれないように作成することがポイントです。
③情報を詰め込み、動かす箇所が多い
伝えたい内容がたくさんあるのはどの企業でも一緒ですが、伝えたい情報を全て詰め込んでしまうと、本当にユーザーに伝えたいポイントが伝わらないようになってしまいます。また、ざまざまな要素を動かしすぎてしまうとユーザーの目線が定まらないため、伝えたい情報が伝わりにくくなります。
本当に伝えたい内容や興味を持ってもらえそうな内容に絞り、アニメーションで動かしすぎない工夫をすることがポイントです。
6、媒体別!縦型動画制作のポイント
Facebook編
・Facebookではユーザーの75%が動画視聴の際に、音をミュートにしているとの結果が発表されました。ユーザーの目をひくような、テキストでの訴求がポイントになります。
▶興味がでて、広告を押したくなるような内容のテキストを作成し、配色やフォントでターゲット層を意識しましょう。
【出典:75%の視聴者が音無しでスマホの動画を見ている。今後の動画コンテンツはどうあるべきか?】
・他のSNSに比べて、ユーザー年齢層が高い
▶ビジネスパーソンや子育て世代を意識したクリエイティブを作成することでユーザーが広告を自分化できるようにすることが求められます。
年齢の記載を入れることで、「私のことかな・・・」と感じてもらえると◎です。
Instagram編
・Instagramは、ユーザー同士がお互いの投稿を共有する場になるので、広告感の強いクリエイティブは「広告」と判断されてしまう可能性が高いです。
▶スマートフォンで撮影したようなクオリティや、手書きのフォントなどを使うことで、広告を閲覧してもらえる時間が長くなります。
・ユーザーの次の行動を促す役割のある、Call To Actionでは、誘導したい行動によって適切な文言を選択します。
▶続きが見たくなるような工夫をすることがポイントです。
・丁寧な文章形式の広告にすることで、長く見てもらうことが期待できるようになります。
▶季節感の演出や期間限定・最新情報は直感的に伝わりやすくなります。
7、まとめ
Meta広告における、縦型動画を活用して広告を改善するコツについて解説しました。伝えたい情報を明確にし、注目してほしいテキストを動かし、工夫をすることで、ユーザーが続きを見たくなるような縦型動画となります。ご紹介したポイントを意識して、動画の制作に取り組み、ビジネスの拡大に活かしてください。
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