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Web広告にちょっとした工夫で売上を劇的に改善する方法をご紹介!

はじめに

昨今、Web広告を利用してビジネスを伸ばす事業者様が増えてきており、
弊社STAR株式会社でも各企業様のWebマーケティングの改善のご提案する機会が増えております。
この記事では、Web広告にLINE公式アカウントの運用を加え、
少し工夫をすることでビジネスを加速できる事例をご紹介いたします。

Web広告とLINE公式アカウントの強み・弱み

①Web広告の強み・弱み

強みと弱みを理解する前にリスティング広告とSNS広告とは
どのようなものかを理解する必要があります。
リスティング広告とは…

Google・Yahooの検索エンジンで検索した際に、
設定したキーワードに応じて検索結果に表示されるテキスト広告のことです。
配信するキーワードを指定できるのが特徴で、
あなたのビジネスに興味がある方にのみ広告を配信
することができます。

SNS広告とは…

SNS上にテキスト、画像、動画、またはテキスト+画像の形式で掲載した広告のことを指します。
SNSの媒体としてはFacebook、Instagram、Twitter、LINEといったものが代表的です。
SNSの媒体によって異なりますが、興味関心などで配信したいターゲットを絞り込んで配信することができます。
また、LINE広告では後述するLINE公式アカウントの友だち追加に特化したCPF広告の配信が可能です。

■強み
上記に記載した通り、Web上で見込みになりうる新規顧客にターゲット設定ができます。
全国への配信はもちろんエリアの設定も可能なので、
オフラインでは手が届かないところまでアプローチが可能です。
Web広告の種類や詳細については別記事(https://star-inc.co/topics/584/)もご参照いただければと思います。

■弱み
一方で弱みとして以下2点が挙げられます。
配信に費用が掛かる
リスティング広告であればクリックされると発生する「クリック課金制」、
SNS広告であれば「クリック課金制」と
画像広告などが表示されたタイミングで課金される課金方式のことで、
1,000回の広告表示に対して広告費が課金される仕組みである
「インプレッション課金制」の2種類あります。
価格は業種業態・バナーによって大きく異なります。

プッシュ型の配信ができない
ユーザーとの接触点がページを閲覧したタイミングのみとなるので、
企業側からお得な情報をリアルタイムに配信することができません。

②LINE公式アカウントの強み・弱み

幅広い年齢層にリーチができる
月間8800万人以上のユーザー数に加え、利用性別の偏りが少なく、
利用年齢の偏りが少ないのが特徴です。

画像引用元:LINE Business Guide_202107-12.pdf

LINEは若者のツールだと少し前まで一部で言われておりましたが、
高齢の方もLINEをしっかり利用していることがわかります。

事業者側からリアルタイムで情報発信ができる
Web広告ではユーザーがページを閲覧したタイミングでしか
事業者の発信している情報が見られないというデメリットがあります。
しかしLINE公式アカウントでは一度友だち追加してもらえれば、
ブロックされない限りユーザーと繋がり続けることができ、
プッシュ型のメッセージの配信も行うことができます。
一般的にメッセージの開封率はメルマガの約6倍と言われており、
キャンペーンやクーポンの最新の情報を事業者から届けることも可能です。
その中でもメッセージ開封後の訴求効果も高いのが特徴です。
例えばテキストのメッセージだけではなく、
スマホユーザーならタップしたくなるようなバナーで訴求することも可能です。

(例)リッチメニュー(参照元:ユニクロ)

テキストを入力するキーの画面をメニュー画面に設定変更可能です。
URL、テキストメッセージ、電話番号…etcと細かくメニュー設定が可能です。

(例)リッチメッセージ(参照元:ユニクロ)

ご存じの方も多いかもしれませんがURL設定したバナーメッセージの配信も可能です。
一般的にテキストメッセージより5倍~15倍効果的に誘導できる傾向にあります。

ユーザーとの信頼関係の構築を図りやすい
昨今、個人的な連絡もメールでの連絡より
LINEで連絡する機会の方が多いのではないでしょうか?
であれば、ビジネスにおいての問い合わせもLINEで行った方が
スムーズになることが多いことは想像できるかと思います。
LINE公式アカウントはメルマガと比べ、
質問などを個別でチャット問い合わせをしやすい環境にあります。
チャットのやり取りの中で事業者とユーザーの信頼関係を築けます。
実際にチャットのやり取りの中で構築した関係を元に
サービスを利用するといった事例も多数あります。

■弱み
友だちの数を増やすまでが大変
LINE公式アカウントを運用する上で最重要かつ最大の難関ポイントです。
100人でも10000人でもメッセージ配信の作業工数はほとんど変わらないので、
友だち数がすべてと言っても過言ではありません
友だち数が少ない間はマネタイズできるまで少し時間がかかるかもしれません。
Webを利用しなければ、店舗やセミナーの名刺交換時などといったオフラインで
地道にLINE公式アカウントを案内することになるかと思います。
友だちの増やし方については別記事(https://star-inc.co/topics/343/)をご参考ください。

Web広告とLINE公式アカウントを掛け合わせるとよい2つの理由

前項よりWeb広告とLINE公式アカウントの強み・弱みをおまとめしました。
掛け合わせると良い理由をまとめると以下となります。

①それぞれの弱みを補完し合える
Web広告の弱点であったユーザーとの接点はページ訪問時のみであったところ、
LINE公式アカウントの友だち追加さえしてもらえれば、
企業側からプッシュ型のメッセージを送ることができます。
逆に、LINE公式アカウントの運用のネックとなる友だち数の増やし方はWeb広告でカバーできます。
特にLINEのCPF広告は友だち追加に特化した広告で、
比較的低単価でLINE公式アカウントの友だち追加が可能です。
実績として一人当たり50円で友だち追加された企業様もありました。
CPF広告の詳細につきましては別記事( https://star-inc.co/topics/470/ )をご参照ください。

②検証を繰り返し、ビジネスを加速させることができる
Web広告では
・どういったキャッチフレーズがクリックされやすいのか
・どういったバナーがクリックされやすいのか
・どういったキーワードで獲得できたのか
などの効果計測が可能です。
Web広告で効果の良かった訴求内容をあらゆる角度からアプローチし直したり、
ニーズを拾い上げてビジネスに強化させたりなどができます。
また、LINE公式アカウントではWeb広告で得られた情報をもとに
メッセージ配信内容を改善することができます。
そのほか、ユーザーと直接メッセージのやり取りをすることができるので、
よくある問い合わせ内容やユーザーの生の声を拾い上げることができます。
上記はあくまで一例となりますが、
Web広告とLINE公式アカウントの両方を利用しない手はないと考えます。

Web広告とLINE公式アカウントを掛け合わせた理想的な集客の導線

関わった人すべてLINE公式アカウントに追加し、見込み顧客としてリスト化させるのが理想ではないでしょうか?
そのために、LINE公式アカウントに登録するメリットやファンになってもらえるような施策が必要です。

(例)飲食店の場合
①Web広告で集客
検索広告やSNS広告で集客を行います。
オフラインでは手が届かなかったターゲット層にアプローチを行い、来店に繋げます。
②店舗でLINE公式アカウントの案内
・店内のあらゆる場所にLINE公式アカウントの友だち追加のポップを用意
この時、「ドリンク1杯無料」など友だち追加するメリットを提示することが重要です。
・ショップカードを発行
リピーター獲得が非常に重要です。このショップカードで複数回来店した時のサービスを提示することによってファン獲得へとつなげます。
③LINE公式アカウントでお得な情報の配信
定期的にメッセージの配信を行います。具体的には新商品の案内や期間限定のクーポンの配信などを行います。

(例)オンラインで完結するサービスの場合
①Web広告で集客
広告のページではお問い合わせフォームだけでなく、
LINE公式アカウントでも問い合わせを受け付けられるようにすることも効果的です。
LINE上で問い合わせをするユーザーは一定層存在するので
目に付くところに必ずLINE友だち追加のボタンを設置した方が良いと考えます。

②LINE公式アカウントでユーザーのフォロー&お得情報の配信
LINE上で問い合わせてくるユーザーに対して一つ一つ対応を行い、関係性を築きます。
また、キャンペーン等何か伝えたい情報があればLINE公式アカウントで一斉配信を行い、獲得に繋げます。

事例紹介

次に当社の事例をご紹介いたします。
A社様
業種・業態:オンライン販売サービス
商圏:全国
目的:Web広告での注文に加え、LINE公式アカウントの登録者に対しても販売促進を行う
Web広告の配信媒体:Google・Yahoo!検索広告、Google・Yahoo!ディスプレイ広告、Facebook・Instagram広告
施策:
Web広告のページ内では、購入ページ・電話番号へのリンク・LINE公式アカウントへのリンクを設け、LINE公式アカウントの運用では下記のようなご提案いたしました。
①リッチメニューの整理
今までクライアント様と新規ユーザーの接点が下記の2つしかありませんでした。
・ユーザーがWeb広告にてクライアント様を知りページを閲覧する
・電話またはLINE公式アカウントで問い合わせをする

LINE公式アカウントの強みにも記載しましたがリッチメニューは訴求効果が高いので、
キャンペーン概要と商品購入の申し込みボタンが一目でわかるように整理しました。

②週1回の定期配信
「登録ユーザーに情報提供する」というアクションを週1回行いました。
配信内容はテキストメッセージに加えてリッチメッセージの配信を行いました。
今の時期であれば、春のキャンペーンを実施しているので
・春のキャンペーンを実施していること
・期間限定であること
を訴求した内容を送信しました。
また、キャンペーン期間終了前には「終了3日前」「終了まで残り4時間」といったように
期日が迫っていることを伝えるメッセージを配信しました。

・結果
LINE公式アカウントの友だちの数もWeb広告からの流入とオフラインの集客で2500人を超えるところまで集まりました。
下記画像はとキャンペーン終了3日前から「あと3日前」「本日終了」「残り〇時間」という具合にメッセージを配信し、
Googleアナリティクスで3日間集計したものになります。

キャンペーン残り3日間の追い込みでの配信となりましたが、
コンバージョン数:74件
コンバージョン率:9.07%
という高い数値を記録しました。
これはLINE公式アカウント内の友だちが顧客リストとして機能しており
メッセージ配信が有効だったということになります。
この結果を踏まえ今後も母数である友だちの数を増やしながら配信内容の反応率の分析を続け、
質も量も向上できるようクライアント様と二人三脚で一歩ずつ進めていければと思います。

まとめ

今回Web広告とLINE公式アカウントを合わせ技をご紹介いたしました。
片方だけでなく両方をうまく使いこなすことで弱点を補いあって
ビジネスを強化することができるのではないかと考えております。
弊社、STAR株式会社では事業者のLINE公式アカウントで費用対効果に見合う運用の相談を無料で受け付けております。
その他、Google、Yahoo!のリスティング広告、facebook、Instagram、Twitterといった
SNS広告の運用代行も携わらせていただき実績を積み重ねております。
広告配信用のクリエイティブの作成、LP作成・改善提案も可能です。
Webマーケティングの運用効果を高めたい企業様は、
一度無料相談だけでもご検討されてみてはいかがでしょうか?

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上原淳司

医療用システム・機器の販売経験を経てSTAR株式会社に入社。広告運用とLINE公式アカウントの運用を担当。 趣味は旅行とサウナ。

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