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【LINE公式アカウント】ディスカバー機能をどんどん利用して友だち数を増やそう!

はじめに

LINE公式アカウントでは見込み顧客のリストである“友だち”を増やすことが

非常に重要になってきます。

今回LINE公式アカウントの友だち登録を促す方法の1つとして

“ディスカバー”という機能をご紹介いたします。

“ディスカバー”とは?

〇ディスカバーの機能について

皆さんはLINEのタイムラインの横に「ディスカバー」というタグがあることをご存じでしょうか?

ディスカバーとは2020年3月にリリースされたタイムラインの追加機能で

タイムライン上で自分の友だち以外の投稿を見ることができる仕組みです。

ディスカバーは以下の方法で確認することができます。

①LINEを起動させる

②タイムラインを開く

③“ディスカバー”をタップ

ご覧のように画面で投稿の一覧が表示されるのであとは見たい投稿をタップするだけです。

もちろん検索窓があるので、投稿内容を検索することもできます。

そして気になるアカウントがあれば「フォロー」が可能です。

フォローをすることで友だち追加をしなくてもフォローしたアカウントの投稿を

タイムライン上で確認することができるようになります。フォローは最大5000人まで可能です。

なお、フォローをしたとしても、友だち追加されているわけではないので、

メッセージのやりとりができるようになるわけではありません。

従来は

①友だちになる

②自分の友だちに“投稿をシェア”してもらう

という2つの方法でなければ、自分のタイムラインの投稿を見てもらうことはできませんでした。

しかし、ディスカバーがリリースされたことで“全体公開”で設定したタイムライン

不特定多数に表示させることが可能となり、投稿の露出度を高めることができるようになりました。

また、広告配信枠としてタイムライン・ディスカバーの両方で表示されるようになったため、

広告の表示回数を増やすことができます。

タイムラインとディスカバーの使い分けをユーザー目線で考えると、

タイムライン:友だちとフォローしている投稿を閲覧するために使う

ディスカバー:今までは自分に届いていなかった関心のある投稿を検索&閲覧するために使う

という感じになります。

従って、

「ディスカバーを経由してフォローされることで、

自分の投稿をたくさんの人に届けられるようになる」ということになるので、

事業者にとってはフォローを獲得していくことがビジネスチャンスに繋がるわけです。

〇ディスカバー機能が作られた経緯

LINE Engineeringのブログ(※)から “ディスカバー”と、

新しい購読モデルの“フォロー”の開発背景が記事にされていました。

ディスカバー機能が作られる前のタイムラインは

知り合いをベースにした少しクローズドなSNSでした。

誰もが閲覧できる全体公開のコンテンツが多くありますが、

そのコンテンツに辿り着くことは非常に難しいという課題がありました。

この課題を解決するために

ユーザーに届いていない良質なコンテンツを発見して閲覧できる空間と、

興味のあるコンテンツを継続して購読できる仕組みが作られました。
それがディスカバー機能(+フォロー機能)です。

クローズドにしたい情報、オープンにしたい情報を使い分けて情報発信を無料でできるので、

この機能を使わない手はありません。

※参考資料
・LINE TIMELINEの新たな挑戦vol.1 – おすすめのコンテンツが探索できる「ディスカバー」と新しい購読モデルの「フォロー」
・LINE TIMELINEの新たな挑戦vol.2 – ディスカバー配信システムの紹介
LINE TIMELINEの新たな挑戦vol.3 – ディスカバー・レコメンド・モデル

ディスカバーを使って事業を伸ばすには

〇株式会社FiNC Technologiesの事例

(参照元:https://www.linebiz.com/jp/case-study/FiNC-02/?field_case_category_goal_target_id=27&field_case_category_function_target_id=73)

ディスカバーの機能をうまく使って友だち数を増やした企業様を例にご紹介いたします。

こちらの企業はヘルスケア/フィットネスアプリ「FiNC」を運営する会社で、

歩数や食事、体重、食事や睡眠時間などのライフログが

簡単に記録できるサービスを展開しております。

ディスカバーの機能を使って下記のような施策を行われました。

目的:LINE公式アカウントの友だちを増やしたい

施策:ディスカバーの特性に合わせたコンテンツを投稿

工夫:

①    コンテンツ

動画は1本30秒から1分程度で制作し、ファーストビューで何の動画かが一目で分かるように、

フィットネスの効果や消費時間の目安をサムネイルのテキストに入れるなどの工夫。

実際に投稿したフィットネス動画の一例

②投稿の頻度

基本的に週3回、緊急事態宣言時は毎日動画投稿されていたとのこと。

通常友だちへ広告メッセージの場合、

頻度が多いと煩わしさを理由にユーザーからブロックされてしまう恐れがあります。

しかしディスカバーであれば、毎回友だちに通知されるわけではないので、

頻度を気にすることなく気軽に投稿ができるメリットがあります。

(一方で、ディスカバーはLINE社が独自のアルゴリズムに従って配信される仕組みになっているため、

事業者側からどんな属性のユーザーに配信するのかを、設定することができません。

そのためKIPの設定など効果測定が難しいというデメリットがあります。)

③友だち追加またはフォローに至るまでの導線(例:MONTBLANC)

・ディスカバーの画面でフォロー

このようにディスカバーの画面からそのままフォローが可能です。

・アカウントの詳細画面でフォロー又は友だち追加

アカウントの詳細画面まで見ると友だち追加も可能になります。

結果
・投稿したコンテンツのインプレッションはおよそ1,000倍に

・ディスカバーのリリース後、現時点で友だちが約20万人増加

・従来のタイムライン投稿よりもユーザー間による拡散が増加

〇ディスカバーの投稿時のポイント

テキストのみの投稿ではなく、画像や動画を投稿したほうが表示されやすくなります。

また、画像も動画も興味を持ってもらえるようなタイトルやプレビューになっているかが大事になります。

それらを踏まえた上で画像投稿と動画投稿のポイントを記載いたします。

・画像投稿
①ディスカバーに表示される画像の推奨比率は1:1.3です。

②テキスト領域が画像全体の25%を超えないようにしてください。

③アウトラインに余白がある画像やGrid編集がされた画像はディスカバーでの表示に適していないため、使用は避けてください。

④サムネイルを見て内容が分かるように、被写体が大きく写った画像を使用してください。

⑤投稿したコンテンツのテキストにハッシュタグを使用することで、ディスカバーに表示がされやすくなります。

・動画投稿
①ディスカバーで表示される動画の比率は3:4です。

②動画の長さは最大20分、容量は最大500MBまでアップロードできます。

③アップロード可能な動画の形式は、MP4, M4V, MOV, AVI, WMVです。

④投稿したコンテンツのテキストにハッシュタグを使用することで、

ディスカバーに表示がされやすくなります。

(参照元:https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/20200401/?list=14

 

まとめ

LINE公式アカウントの運用をしてビジネスを伸ばすには、

友だち数を増やすことは絶対に避けて通れない道です。

対面での地道なご案内はもちろんですが、オンラインでも新規の獲得はしたいものです。

広告費をかけてCPF広告を運用するのが手っ取り早い手段ですが、

広告費を1円もかけられないのであれば、今回ご紹介させていただいたディスカバー機能を使った

タイムラインの投稿をしてみてはいかがでしょうか?

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