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【知れば超簡単!】Meta広告の類似オーディエンスの設定方法を徹底解説

Meta広告の類似オーディエンスとは?

Meta広告ではユーザーの興味関心の種類が日進月歩増えており、ターゲティングが可能なターゲットの数や精度が年々上がってきております。
その中で注目されているのが「類似オーディエンス」ですが、機能や使い方がわからないという方が多いのでこの記事で徹底解説をしていきたいと思います。
類似オーディエンスとは指定したユーザーの興味関心などのデータを元に「似ているユーザー」へターゲティングを行うものとなります。
データをMeta広告内にアップロードすれば、自社サービスを購入したユーザーリストを使って類似リストを生成することができるので、精度の高いターゲティングを行うことが期待できます。

類似オーディエンスの作成方法

作成方法は大きく以下の2種類です。
①Metaピクセルを用いてもの
Meta広告を配信するにあたって配信するページにMetaピクセルを埋め込みます。
MetaピクセルはGoogle・Yahoo!広告で言うリマケタグ・コンバージョンタグのようなものです。
サイト訪問者やコンバージョンユーザーなどの特徴が似ているユーザーを探して配信を行います。

②カスタマーリストを用いたもの
商品の購入者等の顧客データを利用して、そのリストに類似したユーザーに広告を配信する手法です。

本記事は手順が煩雑な②を解説していきますが、②をマスターすれば①の類似の作成もできるようになっているはずです。

それではやっていきましょう。

まず、はじめにアップロードするリストを生成します。
自社のフォーマットで管理しているかと思いますが、Meta広告用のひな形に合わせる必要があります。
雛形は以下スプレットシートをダウンロードいただきご利用ください。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Nbq90142oBwfRfHOmqnGbRdHNBm4v2Pf6aJ_0RZhM5M/edit#gid=0

上記はMetaのヘルプからひな形をダウンロードしたものをアレンジしたのですが、ダウンロード時は色付きのセルの部分の解説が無かったので日本人向けにアレンジしたものになります。
このひな形に顧客情報を集約していくのですが2点注意があります。
1点目は例にもあるようにすべてローマ字での表記となります。
日本人なら漢字で顧客管理をしていることが多いかと思いますが、漢字ではMeta広告内で正しいリストとして認識されないのですべてローマ字にしていただく必要があります。
全ての顧客リストをきちんとしたローマ字表記にするのが難しい量であれば濃い顧客だけ頑張ってローマ字表記にするか、名前の部分のアップロードを諦めて空白で進めるかになります。
(※漢字をローマ字に変換するツールがありますが、「光」という名前であれば「light」と変換されたりなど目視のチェックは必ず必要で名前の漢字をローマ字に完璧に変換するのは経験上難しいです。)
国(county)の部分は国名コードを記載するので日本人であれば「JP」で入力しましょう。
他の国名コード等の詳細は以下サイトをご参照ください。
https://iss.ndl.go.jp/help/help_ja/help_country_codes.html

2点目はファイルは必ずcsvファイルで保存することです。

ここまで出来たら下準備は完了しました。あとは広告管理画面に反映していきます。
まずは広告管理画面を開き、左上のメニューバナーをクリック→「オーディエンス」をクリック

 

次に、「オーディエンスを作成」をクリック

次に「カスタムオーディエンス」をクリック

「カスタマーリスト」を選択して次へ

何も気にせず「次へ」をクリック

ここで集計したcsvファイルをアップロード

正常な情報がアップロードされたら後は画面に従って進めば顧客リストのアップロードは完了します。
次にアップロードしたリストから類似リストを生成します。
先ほどの顧客リストのアップロードと同様の手順で「オーディエンスを作成」をクリックし、次は「類似オーディエンス」をクリック

次に生成する類似オーディエンスの内容を設定します。

上から順に
類似オーディエンスのソースを選択
→先ほどアップロードした顧客リストを選択

ターゲット地域を選択
→任意の地域を選択

オーディエンスサイズを選択
→選択したオーディエンスリストから類似率0%~10%までを選んでリスト生成を行うことができます。
0%に近付けば近づくほど選択したオーディエンスリストに近い濃い類似リストを作成することができますが、一方で生成できるオーディエンスサイズも限られてきます。
オーディエンスサイズを見ながら類似率を広げていくというやり方が望ましいです。
選択肢して生成出来たらあとは配信する広告の広告セットに紐づけるだけで完了です。

 

Meta広告の類似オーディエンス作成時の注意点

①登録するリストは最低100以上が必要
類似オーディエンスを作成するためには生成するための情報が必要で、Meta社としてはベースとなるデータは100以上あることが必要としています。
ただ、正直100人ギリギリでも類似リストが正常に生成される確率は低いです。
サービスの購入者リストを登録するといった場合、登録した顧客データとMeta内で保有している顧客データを一致させる必要があり、
一致して初めて1としてカウントされることとリストの質も考慮して1000以上はアップロード時のデータとして保持しておいた方が望ましいかと考えます。

②アップロードしたリストの除外
顧客リストをアップロードして類似リストを生成し、広告セットに紐づけたら一安心しがちですがそこで終わってしまったら勿体ないです。
リピートの無い既存顧客に広告配信をしてしまうと無駄な広告費を垂れ流してしまいます。
アップロードした顧客リストに対して広告が出ないよう除外設定も合わせて行いましょう。

③個人情報の取扱い
顧客情報をアップロードする場合、個人情報の取扱いには細心の注意が必要です。

まとめ

今回、Meta広告の類似オーディエンスの機能と設定方法についてご紹介いたしました。
類似オーディエンスを使って改善することもあれば、思ったよりうまくいかないケースもありますが、
広告配信の引き出しの一つとして持っておくのは有意かと考えます。
弊社、STAR株式会社では事業者の費用対効果に見合う運用の相談を無料で受け付けております。
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上原淳司

医療用システム・機器の販売経験を経てSTAR株式会社に入社。広告運用とLINE公式アカウントの運用を担当。 趣味は旅行とサウナ。

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