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【もう迷わない!】Google広告のお支払いプロファイルの変更方法を徹底解説

はじめに

普段からGoogle広告を触っていても「お支払いプロファイル」をあまり触ることが無いかと思います。
ですが設定変更をしなければ進められない場面があり、いざ進めようとするとかなり戸惑うことがあるかと思います。
筆者自身も初めて設定するときにかなり調べながら進めました。
この記事がいざ皆さんが設定する時にの一助になれば幸いです。

Google広告のお支払いプロファイルの変更方法がわからず苦戦した過去

このGoogle広告のお支払いプロファイルの変更を行うシチュエーションは大きく2つあるかと思います。
1つ目がGoogle広告の支払いを広告代理店→自社に切り替える時に必要な手続きであるが、何から着手したらいいのかわからない。
2つ目がお支払いプロファイルを変更しなければ、身元確認が完了できず広告が停止する状況が発生しうる。
最近Google広告の管理画面の中にある「最適化案」で「広告主様の身元確認を完了する」という項目がここ数ヶ月で散見するようになりました。

アカウントによっては最適化スコアが上がるものもあります。
最適化案に出ているもので対応できるものはなるべく対応すべきなのですが、今までは必須項目ではありませんでした。
しかし、この身元確認を期日まで対応しなければ広告配信が止まるというアナウンスが順次されております。

いきなりこんな表示出たら驚きますよね…!?
この画面にある「開始する」というボタンを押したら管理画面右上の「ツールと設定」→「料金」→「広告主様の身元確認」の画面に遷移します。

ここにある「身元確認を開始する」をクリックしていただき画面のフローに従って入力していくだけなのですが、ここで大事になってくるのが「お支払いプロファイル」になります。
この身元確認で提示する資料とGoogle広告アカウントに登録しているお支払いプロファイルの内容が合致している必要があります
合致しない場合、お支払いプロファイル自体を変更する必要があります。
この変更作業が広告管理画面上で簡単に設定変更ができるものとできないものがあり、できないものについてはGoogle社に申請手続きをしなければいければいけません。
何をどうしたらいいのかを調べるのが手間だったのでこの記事で簡単に取りまとめたいと思います。

Google広告のお支払いプロファイルとは?

本題に移ります。
Google広告のお支払いプロファイルとは、Google 広告アカウントで発生した費用について法的責任を負う個人または組織に関する詳細情報が保存されており、12桁のID(お支払いプロファイルID)で管理しております。
現行のお支払いプロファイルIDは広告管理画面の「ツールと設定」→「料金」→「設定」→「支払人の詳細」で確認することができます(以下キャプチャー赤枠参照)。

上記キャプチャーにある鉛筆マークの部分は権限を持っている人によって編集が可能ですが、鉛筆マークが無い部分はGoogleに申請を出さなければなりません
鉛筆マークが無い部分の編集が必要になるケースは大きく以下の2つが想定されます。
①広告費の支払者の変更が発生した時
→こちらお支払いプロファイルIDの変更が必要です。

②身元確認の提出できる資料と登録アカウント情報が異なる時
身元確認で提示する書類が法人のものに関わらず上記キャプチャーの「アカウントの種類」が「個人」であったり、逆に個人のものしか提出できないのに上記キャプチャーの「アカウント種類」が「組織」である場合は申請が必要です。

②で実際にあったケースですが、登録アカウントの種類は「組織」で身元確認に必要な納税証明が法人ではなく個人事業主のものであったので身元確認の申請が却下されました。
この場合、アカウントの種類を「組織」から「個人」にお支払いプロファイルを変更してから、身元確認の書類を提出する必要があります。

【Google広告お支払いプロファイル】変更方法と流れ

さて、この章から変更方法を記載していきますが1点だけ重要なことをお伝えします。

この申請は約1週間ほど時間がかります。

Google社にお願いしてスムーズに進めたらもう少し短い期間で変更することは不可能ではないですが、必ず余裕を持ったスケジュールで臨んでください

大まかな流れは以下の4ステップです。
①支払いプロファイルに関する申請フォームを提出
②Google社からのメールに返信
③Google者からの承認依頼メール上で承認を実行
④Google社が確認して変更完了後、再度支払い設定を行う
という流れです。1つずつ順を追って解説していきます。

①支払いプロファイルに関する申請フォームを提出

以下URLをクリックいただき、順に入力して申請を行います。
https://support.google.com/google-ads/troubleshooter/9504616?hl=ja&sjid=9902454448254983544-AP
この記事をご覧になられている方それぞれの状況があるので、必要な選択肢をクリックいただき進めていただければと思うのですが、本記事でご紹介させていただいた
・広告費の支払者の変更が発生した時
・身元確認の提出できる資料と登録アカウント情報が異なる時
については以下で対応ができるかと思います。
①「お支払い設定を、自動支払い、手動支払い、または毎月の請求書発行によるお支払いに切り替える」を選択

②「毎月の請求書発行から手動支払いか自動支払いへの変更を希望します」を選択

③必要情報を入力
注意する点を以下記載いたします。
・新しいお支払い方法
→「自動支払い」を選択
「自動支払い」か「手動支払い」かを選択できますが現在の日本では「自動支払い」しか選べないです。
https://support.google.com/google-ads/answer/2393016?hl=ja#zippy=

・新しいお支払いプロファイルのアカウントの種類
企業、組織、組合、教育機関→「組織」
それ以外→「個人」
を選択してください

・会社の登録住所,市区町村郡,都道府県,郵便番号
お支払いプロファイルのアカウントの種類で「個人」を選択した方は注意が必要で、事務所の情報ではなく運転免許証に記載されている住所を記載さい。
身元確認をする際に運転免許証の住所と突合させるため、事務所の住所を記載していた場合、身元確認の審査が通りません。

・請求に関するメインのご連絡先のメール
Google広告アカウントにログインしているメールアドレスをお勧めします
理由として他のアドレスで登録したとしてもログインしているアドレスでプロファイル編集ができなくなり、結局そのアドレスをGoogle広告アカウントに紐づけるという二度手間が発生するためです。

必要項目を入力し終えて送信すれば第一段階は完了です。

②Google社からのメールに返信

①を終えてGoogle社に受理してもらえれば以下のようなメールが来るので、指示に従って返信をします。


メールにも書かれておりますが、今回変更対象となる広告アカウントの管理者権限を持つアドレスで返信する必要があります。
つまりGoogle広告にログインしているアドレスと普段連絡で使っているアドレスが違う場合は注意が必要です。
筆者の場合Google広告にログインしているのはGmailアドレスですが、連絡に使っているメールアドレスは会社のものでやり取りしているのでGmailを開き直して申請を行いました。

③Google社からの承認依頼メール上で承認を実行

②が完了すれば、新しいお支払いプロファイル権限を付与する方の申請メールアドレスにGoogle社から承認可否のメールが来るので承認をします。

④Google社の承認完了後、再度支払い設定を行う

③が完了すれば、ほぼ即日で変更が完了するかと思います。
ここで1点注意があります。
支払いプロファイルが変更になったタイミングで、支払者が変わったことになるので登録しているクレジットカードが白紙になります。
事前にクレジットカードを登録することも可能ですが、しっかり支払い設定していないと広告が止まるので支払いプロファイルが変更になったタイミングで必ず支払い設定が正しくできているかを確認することをオススメします

~どうしても行き詰った時~

Googleサポートに問い合わせをしましょう。
広告管理画面メニューバーに「ヘルプ」がありメールで問い合わせができます。
メールで問い合わせをし、折り返しお電話で解説いただくことも可能です。
当日に連絡が返ってくるかは日によって異なりますが、状況に応じた適切な回答をいただけます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?
広告運用の話とは大きく逸れた記事の内容ではありましたが、いざとなった時に知らなければ困る内容なので、お役になれば幸いです。

弊社、STAR株式会社では事業者の費用対効果に見合う運用の相談を無料で受け付けております。その他、Google、Yahoo!のリスティング広告、facebook、Instagram、Twitter、LINEといったSNS広告の運用代行も携わらせていただき実績を積み重ねております。広告配信用のクリエイティブの作成、LP作成・改善提案も可能です。Webマーケティングの運用効果を高めたい企業様は、一度無料相談だけでもご検討されてみてはいかがでしょうか?

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上原淳司

医療用システム・機器の販売経験を経てSTAR株式会社に入社。広告運用とLINE公式アカウントの運用を担当。 趣味は旅行とサウナ。

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