広告情報

【リスティング広告の教科書】効果的なキーワードの選び方とは!?

1.はじめに

検索広告において最重要と言っても過言ではないキーワードの設定ですが、皆さんはどのくらい理解していますか?
今回のこの記事では、初心者の方でもゼロからキーワードの選定ができるようになることを目的に、「効果的なキーワードの選び方」について徹底的に解説していきます!

2.キーワードとは?

キーワードは広告文を表示するために設定するものです。登録したキーワードがユーザーの検索したクエリ(ユーザーの検索する語句)に反応して広告文が表示される仕組みとなっています。

キーワードは「登録キーワード」と「除外キーワード」の2種類があります。今回は登録キーワードの考え方について解説します。「除外キーワード」についてはこちらのブログをご覧ください。

(例)花屋が広告を出す場合

「花 贈り物」というキーワードを登録しておくことで、同じ言葉や似た言葉で検索したユーザーに広告を表示することができる。

ここで簡単にどんなキーワードを登録すればよいのか例題を使って解説します。

(例題)
梅田のハンバーガーショップ「STARバーガー」が集客のために検索広告を配信します。皆さんならどのようなキーワードを設定しますか?


(回答例)
「STARバーカー」→STARバーカーを指名で検索するユーザー
「STARバーカー 梅田」→梅田にあるSTARバーカーを指名で検索しているユーザー
「ハンバーガー 梅田」→梅田でハンバーガーショップを探しているユーザー
「ハンバーガー 持ち帰り」→近隣でテイクアウトのハンバーガーを探しているユーザー
「ハンバーガー」→近隣でハンバーガーを食べたいと思われるユーザー
「ランチ 梅田」→梅田でランチを探しているユーザー

これ以外にもたくさんありますが、こういったものが想定されます。この6つの回答例をみるだけでも、キーワードによって検索している意図が全く異なることがお分かりいただけると思います。このあと解説しますが、こうした様々な意図を持ったユーザーにバランスよくアプローチしていくことが、検索広告攻略の鍵になります。

3.キーワード選びのポイント

それでは次にキーワードを考える際のポイント2つを解説します!

①「軸キーワード」と「掛け合わせキーワード」に分けて考える
②獲得率と配信量のバランスを考えて設定する

それぞれポイントを解説します。

①「軸キーワード」と「掛け合わせキーワード」に分けて考える

キーワードを考える際には「軸キーワード」と「掛け合わせキーワード」の2つに分けると考えやすくなります。

軸キーワード:製品や商品名、ブランド名や会社名など、広告を表示させるのに主役となるキーワードのことを指します。「STARバーガー」といったサービス名・ブランド名など固有名詞、「ハンバーガー」「エアコン」「スマホ」など一般的な名詞もここに含まれます。

また、軸キーワードをいくつか決めたら次に類義語・関連ワードを考えます。例えば「エアコン」であれば「クーラー」「冷房」「冷風機」などの言葉があります。これらの類義語や関連ワードを見つけ出すのに役立つツールについては「4. キーワードの候補を見つけ出す便利なツール」の章で紹介しています。

掛け合わせキーワード:目的、地域、効果効能など、検索語句の2~3語目になるキーワードのことを指します。設定することで検索数は少なくなりますが、ニーズの高いユーザーに広告を表示することができるようになります。

例えば「STARバーカー 梅田」なら「STARバーカー」が軸キーワード、「梅田」が掛け合わせキーワードになります。
また「ハンバーガー テイクアウト 24時間」であれば、「ハンバーガー」が軸キーワード、「テイクアウト 24時間」が掛け合わせキーワードとなります。

このように掛け合わせキーワードはユーザーのニーズが具体化されているので、潜在的なニーズが高いユーザーへの配信が期待できる、というわけです。

ちなみに、掛け合わせキーワードは扱うジャンルによってある程度使われる語句が決まってきます。代表的なものを以下に列挙すると…

(価格系の掛け合わせキーワード)
値段、価格、金額、費用、料金、いくら、相場、激安、格安、安い、安価、高級、高い、高価、見積もり、シュミレーション etc…

(購入系の掛け合わせキーワード)
購入、販売、通販、注文、ネット、オンライン、サブスク、定期、etc…

(外注系の掛け合わせキーワード)
外注、発注、依頼、委託、代行、サポート、会社、業者、相談、コンサル、問い合わせ etc…

(採用系の掛け合わせキーワード)
就職活動、就職、就活、転職活動、転職、中途採用、正社員、社員、バイト、パート、採用、求人、募集、仕事、新卒、高卒、幹部候補、店長、未経験、収入、時給、月給、給料、高時給、高収入、高待遇、好待遇、日払い、副業 etc…

といったものがあります。ぜひ参考にしてみてください

さて、ここまで軸キーワードと掛け合わせキーワードについて説明してきました。

設定したいキーワードを闇雲に羅列していくのではなく、まずは、
軸キーワードは「◯◯」「〇〇」「〇〇」
掛け合わせキーワードは「△△」「△△」「△△」
といったようにそれぞれを洗い出すところから始めるとスムーズにキーワードを決められると思います。

梅田のハンバーガーショップ「STARバーガー」が集客のために検索広告を配信するという例題を用いるなら、
軸キーワード「STARバーカー」「ハンバーガー」「ランチ」…
掛け合わせキーワード「梅田」「持ち帰り」「ドライブスルー」「店舗」「予約」…
といった形で列挙していき、その後に軸と掛け合わせを組み合わせてキーワードを作り出していく、という流れになります。

繰り返しになりますが、闇雲に言葉の組み合わせを考えるのではなく、まずは「軸キーワード」と「掛け合わせキーワード」をそれぞれ考える、という工程を必ず踏むようにしてください。

②獲得率と配信量のバランスを考えて設定する

例えば、STARバーガーの例において「ハンバーガー 梅田」と「ランチ 梅田」という2つのキーワードがある場合、どちらのほうがより獲得率が高いと思われるでしょうか?答えは「ハンバーガー 梅田」という方になることは想像に難くないと思います。

それでは次に、検索ボリュームで比較するとどちらのほうが多いでしょうか?答えは「ランチ 梅田」になります。
*Googleキーワードプランナー

「ランチ 梅田」が「ハンバーガー 梅田」の3倍以上の検索ボリュームになっていますね。

このようにキーワードによって獲得率と検索ボリュームが異なるわけですが、検索広告においてはこのバランスを考慮してキーワードを検討する必要があります。

キーワードを考える際によく使われるのがこちらのビラミットになります。

ピラミッドの縦軸が獲得率を表しており、横軸は検索ボリュームを表しています。

ピラミットの上部(赤色のゾーン)は検索ボリュームが少ないものの獲得率の高いキーワードを意味しています。「STARバーガー」の例で言うと「STARバーガー」や「STARバーガー 梅田」といったように、自社のサービスや商品を知っていて、それを目的に検索をしている層を狙うキーワード群になります。

次に、ピラミッドの中間(黄色のゾーン)は獲得率も検索ボリュームも中間のキーワードを意味しています。「STARバーガー」の例で言うと「ハンバーガー 梅田」「ハンバーガー 持ち帰り」といったように、自社のサービスの特徴や属性に近い単語で検索する中間層を狙うキーワード群になります。

そして、ピラミッドの底(黄緑色のゾーン)ですが、獲得率は低いが検索ボリュームの多いキーワードを意味しています。「STARバーガー」の例で言うと「ハンバーガー」「ランチ 梅田」といったように、ある特定の分野に関して幅広い情報を求めるユーザー層を狙ったキーワード群になります。

さて、これらは一般的に「スモールワード」「ミドルワード」「ビックワード」という言葉で言い表されます。

スモールワード(ピラミッド上部):獲得しやすいが検索ボリュームの少ないキーワード群
ミドルワード(ピラミッド中間):獲得率も検索ボリュームも中間のキーワード群
ビックワード(ピラミッド下部):獲得しにくいが検索ボリュームが多いキーワード群

となっています。

https://star-inc.co/wp-content/themes/solaris_tcd088/img/common/no_avatar.png
北澤

初心者が陥りがちなミスとしては、配信量の多いビッグワードばかりを登録してしまっているケースが目立ちます。ビッグワードはクリックされやすい分多くの費用が発生する割には獲得に結びつきにくいです。そのため、獲得率の高いミドルワードやスモールワードにもバランス良く配信を出すことが重要になります。

一方で、スモールワードばかりを設定していると、獲得率こそ高いものの配信ボリュームが限られてしまいコンバージョンの件数を積みますことができない、というなってしまいます。(もっとも、予算が限られていて配信を絞らなければならない、という場合にはスモールワードを中心に配信することは適切な戦略だといえます。)

まとめると、本章の冒頭で述べている通り、キーワードは「獲得率」と「配信量」のバランスを考えて「ビックワード」「ミドルワード」「スモールワード」の3種類をバランス良く設定することが大切になります。

4. キーワードの候補を見つけ出す便利なツール

軸キーワード・掛け合わせキーワードを見つけ出すのに役立つ無料のツールがあります。これらを活用することで効率的にキーワードを選定することができます。
ここでは5つ紹介します。

-Google キーワードプランナー

Google社の提供するツールになります。Google広告のアカウントを持っていれば無料で使うことができるツールです。

「新しいキーワードを見つける」というページでは、類語や関連語句・検索頻度の多い掛け合わせの語句などを調べることができます。

「検索ボリュームと予測のデータを確認する」というページでは、検索ボリュームの過去の指標や入札単価の目安を調べることができます。

手軽に利用できて多くの情報を調べることができるので、選定に詰まったらまずはキーワードプランナーを活用すると良いでしょう。

-連想類語辞典

「もっと的確な言い回しを見つけたい」「言い換えが可能な違う言葉を見つけたい」といったときに役立つのがこの連想類語辞典です。(リンクはこちら)

検索窓に調べたいキーワードを入れると、類語・連想語がずらっと一覧で見ることができます。

主に軸キーワードや掛け合わせキーワードの類語を見つけたいときにかなり役立つツールになりますので、こちらもブックマーク必須です。

-ラッコキーワード

無料で利用できるキーワードリサーチツールで、キーワードのサジェストキーワード(検索頻度の多い掛け合わせなど)を一瞬で調べることができます。(リンクはこちら)

このように結果を一覧で見ることができるだけでなく、CSV形式でダウンロードすることもできるため、非常に使い勝手の良いサイトになっています。ちなみに検索の回数は1日5回までに制限されていますが、無料の会員登録をすることで回数無制限で検索できるようになります。

-キーワードリサーチャー

ラッコキーワードと似たツールになりますが、こちらもキーワードのサジェストキーワード(検索頻度の多い掛け合わせなど)を一瞬で調べることができます

ラッコキーワードとの違いは検索結果の語句がどのような言葉と紐づいているのかを視覚的に見ることができるようになっている点です。
また、検索結果をCSVで保存することも可能なのでラッコキーワードと同様に非常に使い勝手の良いサイトになっています。

-競合サイトのHTML

あまり一般的には紹介されていませんが、競合サイトのソースコードの「description」や「keywords」列を見ることで、その企業がどのようなキーワードからの流入を見込んでいるかが把握できます。

調べ方ですが、該当のサイト上で右クリック→「ページのソースを表示」をクリックします。

するとこういったソースコードが表示されますので、「description」や「keywords」の列を見ることで競合の意識しているキーワードを確認することができます。

競合の情報を直接確認できるので知っておくと良いでしょう。

以上、キーワードを考える際に役立つツールを紹介させていただきました。
これらのツールを活用していただき適切なキーワードを見つけていってください。

5.まとめ

効果的なキーワードの選び方を解説させていただきました。検索広告はキーワードの設定一つでパフォーマンが大きく変わります。

はじめのうちは時間がかかると思いますが、
解説してきたとおり
・「軸キーワード」と「掛け合わせキーワード」に分けて考える
・獲得率と配信量のバランスを考えて設定する
という順番でキーワードを考えていってください。

WEBマーケティングのことならSTAR株式会社にお任せ!

STAR株式会社ではクライアント様のWEBマーケティングを幅広いサービスでサポートさせていただきます。

低価格&ハイクオリティなWEB広告の運用代行を検討している方向け

Fair trade Marketing(WEB広告運用代行サービス)

最低出稿金額200万円以上の企業様限定/手数料返金保証付き運用代行サービス

返金保証付き WEB広告運用代行サービス (Last stand Marketing)

WEB広告のインハウス化(内製化)を検討している方向け

WEB広告インハウス化支援

ランディングページやWEBサイトの制作を検討している方向け

Develop Creative(ランディングページ制作)

WEBマーケティングのことでお困り事があれば、お気軽にお問い合わせください!
お問い合わせはこちら

The following two tabs change content below.

北澤陽介

都市銀行での営業、社会保険労務士法人での中小企業のコンサルティングの経験を経て株式会社harunohiに入社。 現在はGoogle・Yahooのリスティング広告の運用に加え、Instagramを活用したインフルエンサーマーケティング事業を担う。

最新記事 by 北澤陽介 (全て見る)

TOP