目次
2023年9月更新!媒体アップデート今月はYahoo!広告がアップデート。
WEB広告の運用をしていると、各媒体のアップデート情報には、アンテナを立てていないといけませんよね?
WEB広告には沢山の媒体があり、それぞれの媒体のアップグレード情報を把握するのは、難しいですよね…?どれが最新情報なのか、どこを見れば良いのか…。どの情報が正しいのかと、迷う事もあるかと思います。
そこでこの記事では、先月(2023年8月)にアップグレードがおこなわれた、WEB広告の最新アップデート情報をご紹介!
今回は、沢山ある媒体の中でも、先月アップグレードがおこなわれた【Google・Yahoo!】のアップデート情報をご紹介!
特にアップデートが多かった【Yahoo!広告】の最新アップデート情報は要必見です!
どちらの媒体においても、媒体を利用中の広告主様や広告を自社運用をされている担当者様の方々は、「キャンペーンに影響がないか」「もっと広告効果を高めるヒントはないか」などを、是非ご確認下さいませ。
【Yahoo!広告アップデートその①】スマートターゲティングβ版リリース
Yahoo!ディスプレイ広告で利用可能な新しいターゲティングとして、【スマートターゲティング】の提供が開始されました。
スマートターゲティングとは、一部のターゲティングを最適化する機能です。このスマートターゲティングを利用すると、行動履歴を利用したターゲティングで指定した範囲を超えて、コンバージョン(顧客獲得)に至る可能性の高いユーザーに広告配信するよう、配信対象を最適化します。
行動履歴を利用したターゲティングとは、「サーチキーワードターゲティング」「オーディエンスカテゴリターゲティング」「オーディエンスリストターゲティング」を指します。
なお、その他のターゲティングはスマートターゲティング利用時でも設定内容通りに動作します。
▶ご注意点
・【スマートターゲティング】は設定してから効果が表れるまでに、一定の時間が必要となります。設定後2週間程度はターゲティング設定を変更しないことを推奨します。
・オーディエンスリストターゲティングで【除外】を設定した状態で、スマートターゲティングを利用した場合、除外対象外も含めてコンバージョン(顧客獲得)に至る可能性が高いと判断されたユーザーが配信対象となります。
・プレスメント・コンテンツキーワードターゲティングはスマートターゲティングの最適化対象外のため、ターゲティング設定通りに除外が適用されます。
下記画像は、スマートターゲティング利用時・非利用時の配信対象の範囲です。
このように、配信対象の幅が広がります。
【Yahoo!広告アップデートその②】インプレッションシェア損失率の厳密化について
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)で、自動入札戦略を設定している場合を対象に、【インプレッションシェア損失率】の変更がおこなわれました。
今回の変更によって、入札価格を自動調整する入札戦略(コンバージョンの最大化・クリック数の最大化・動画再生数の最大化・拡張クリック単価)を設定中に予算不足または掲載順位が原因で配信の機会が損失している場合の改善策が分かりやすくなり、運用の効率化に繋がります。
▶ご注意点
・実施後に対象の入札戦略を利用中の場合、「インプレッションシェア損失率(予算)」「インプレッションシェア損失率(ランク)」の実績が変動した可能性があります。
・「インプレッションシェア損失率(予算)」「インプレッションシェア損失率(ランク)」の各合計値に変動はありません。
【Yahoo!広告アップデートその③】LINE VOOMを配信先に追加
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)の配信面に、LINE VOOM(ブーム)の追加が開始されました。
LINE VOOMとは、LINEのファミリーアプリで、ショート動画などが楽しめるプラットフォームです。この配信先の追加により、さらに多くのユーザーへの配信機会が見込め、様々な広告効果が期待できます。
この機会に是非、ご検討下さいませ。
▽LINE VOOMに掲載可能な広告種類▽
・【広告タイプ】レスポンシブ(画像)
・【アスペクト比】1:1、1.91:1
【Yahoo!広告アップデートその④】自動入札のスポット調整機能が提供開始
Yahoo!検索広告において、自動入札の新たな設定として、コンバージョン率を1週間前後の短期間で調整できる【自動入札のスポット調整】機能が提供開始されました。
自動入札は過去1カ月程度の期間のコンバージョン率(顧客獲得率)を加味し、入札価格を決定する事が多いかと思います。そのため、セールや短期間のキャンペーンなどでコンバージョン率(顧客獲得率)が大きく変動する場合、自動入札の効果が減少する場合がありました。
しかし、今回のスポット調整導入で、コンバージョン率(顧客獲得率)の変動が見込まれる期間と、コンバージョン率の変動をキャンペーンに設定する事で、セールや短期間のキャンペーンにも自動入札で対応できるようになります。
検索広告を長期間運用していて、時期やイベントによるコンバージョン率の変動などを把握している場合、スポット調整を利用する事で自動入札の平時の学習効果を保ったまま、短期的な変動に対応が可能となります。
▽スポット調整の詳細▽
【対象のキャンペーンタイプ】
・標準キャンペーン
・動的検索連動型広告キャンペーン
【対象の入札戦略】
以下自動入札を設定したキャンペーンに設定できます。
・オートフォリオ入札設定
コンバージョン単価の目標値
広告費用対効果の目標値
・キャンペーン個別入札設定
コンバージョン数の最大化(目標値あり)
コンバージョン価格の最大化(目標値あり)
※上記以外の入札戦略のキャンペーンにも設定は可能ですが、2023年9月現在のアップデートでは、機能しません。
【設定可能期間】
・最大14日間
【デバイス指定】
・特定のデバイスへの設定が可能です。PC、スマホ、タブレットから選択が可能です。
【コンバージョン率の調整】
・引き上げ率、引き下が率で調整し、‐90%(引き下げ)+900%(引き上げ)までの数値設定が可能です。
複数のスポット調整の設定期間が重なった場合は、重なった期間内におけるコンバージョン率の調整は乗算されます。
まとめ
いかがでしたか?取り入れよう!と思ったアップデート情報はありましたか?
8月のYahoo!広告のアップデート情報の中には、提供が延期しているものがありますが、このような各媒体のアップデート情報の把握は非常に大切です。
広告媒体は多数存在し、各媒体ごとにアップデートも高頻度でおこなわれます。
WEB広告の高効果のためにも、常に最新の情報は把握しておきたいものですね。
弊社では、WEB広告のプロが親切丁寧にお客様の広告配信のお手伝いをしております。
低価格&ハイクオリティなWEB広告の運用代行を検討している方向け
最低出稿金額200万円以上の企業様限定/手数料返金保証付き運用代行サービス
WEB広告のインハウス化(内製化)を検討している方向け
ランディングページやWEBサイトの制作を検討している方向け
WEB広告についてのお困りごとや、お悩み事がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせ下さいませ。